眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

列はその規律性を崩さず、目的地へと真っ直ぐに進んでいく

人一人が生きる時間なんてちっぽけなもので、その間に人が変わったみたいに成長するだなんて嘘っぽいなと思っていて、少年が青年に成長する話を読んだりすると白けた気持ちになる。人は根本的なぶぶんでは変わらないし、そんなにコロコロと変わってしまったら同窓会なんてしてもつまらないだろう。久しぶりに会った相手が物凄く変わっているよりも昔と全然変わらねーというほうがほっとする。どうせ変わったとしても外見だろうし、内面が変わったと見えたとしてもどうせ表層的なぶぶんであって、根本から変わるなんて滅多にないだろう。私は小さい頃から臆病者で、今もそれは変わらないけれど昔よりかはそれを隠すことがうまくなって少しは人間社会に溶け込めるようになったようだ。努力なんてしないほうがいい、そんなことばかりしていたら相手に正当性を求めるつまんない人間になっちゃうから。今の社会はくだんねえから革命を起こそうとか言っている前にさあ、自分を変えることすらできないのに社会だなんてねえ...と一度冷静になって考えた見た方がいいんじゃないですか。

 

服従 (河出文庫 ウ 6-3)

服従 (河出文庫 ウ 6-3)