眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

大空に叫んでごらん きっとだれかがこたえてくれる

同期にアニメがやたら好きな人がいて、部屋中エヴァラブライブ関連のもので埋め尽くしていて、アニメの映画を、それも同じ作品を映画館で何回も観るような人で。私は映画館で見るのは洋画、それも大きな画面と迫力ある音でより一層楽しむことができるようなダイナミックなものしか観ないようにしていて、そんな意固地な性格のせいで「君の名は。」を劇場で鑑賞する機会を逸してしまった。本当は観たかった。でも、あそこまでメディアで取り上げられてしまうと、ちょっとそれは違うんじゃないかと頑固になってしまう。本音を言えば「聲の形」も「この世界の片隅に」も観たい。のにアニメの映画は家で観るものなんて固定観念のせいで、素直になれない。

 

日曜日の朝10ぐらいにやっていた、昔の傑作アニメを見るのが小学生の私にとってはすごくしあわせな時間で、そこで「名探偵ホームズ」「未来少年コナン」「アルプスの少女ハイジ」「名犬ジョリィ」なんて名作を鑑賞していた。あの頃はまだアニメを見るということに親が寛容ではなかったので、箪笥だらけの部屋でこっそりと見ていた。冬なんかは特に冷え込む部屋で、ストーブを着けて服を足にかけて体育座りで見てた。ハイチュウを噛み締めながらアニメを見てて、ただただ満たされた。そしてアニメが終わって、まあ代々11時くらいなのかな、そこで一人ぼんやりとして母が昼御飯を作って私に声をかけてくれるのを待っていた。あの頃はなにもしなくてもご飯が出てきていた。それがどんなに素晴らしいことなのかを当時の私は知る由もなかった。またあの頃のアニメを再放送してくれないかな。ちなみに一番好きだったのは「ニルスの不思議な旅」です。今のアニメもいいことはいいんだけど、あの頃のアニメ特有の郷愁感がないんだよな。ただ単に昔見たということから来る思い出なんですかね。

 

ニルスのふしぎな旅 DVD-BOX

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