眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

全世界のスケールで右往左往したい

今年が終わるまでまだ2か月ありますが、私にとっての2016年のベストアルバムはUNISON SQUARE GARDENの「Dr. Izzy」に決まりました。このアルバムが今年を代表する一枚になることは初聴した瞬間、いや発売が発表された瞬間、いやいやそれよりもずっと前に田淵さんが通常営業がなんちゃらとブログで発言されていたあたりから確信はしていました。

 

CIDER ROAD」すごくいいアルバムだったなあ。だけど、ユニゾンまだまだこんなものじゃないだろ?「Catcher In The Spy」これも非常によくできたアルバムでした。でもでも、まだ何か隠してますよね??

 

いいアルバム出しているけど、本気を惜しげもなく出したらすごいことになるんじゃないかと、音源を何回も聴いたり、ライブに足を運ぶごとにその思いは強くなっていきました。そんでイジーが発売されてから、毎日三回三カ月、イジーにメロメロでした。

いやあ、幸せな音楽体験だったなあ。できればこのアルバムの記憶丸ごと消して、まっさらな状態で聴きたい。何ならユニゾンの今までの記憶を消して、一枚目から聴きたい。それほどまでにユニゾンは私に影響を与えたバンドでもあるし、理想とするバンドなのです。ライブでも観客を煽ることなく、ただ真摯に自分のプレイに集中する。各々が好きなように楽しんでいる姿を見ていると、窮屈なスーツに自分を押し込んでいることが馬鹿らしくなってしまう。彼らのそんな姿を見てると、そっと背中を押されたような気持ちになって、もうちょっと前に踏み出してみようと思えるのです。

 

まあごちゃごちゃ感想を並べるのもなんなんで、今回のアルバムで気に入ったフレーズをちょこちょこと載せて、今回は終わりにします。とりあえず、一回だけでいいから、このアルバムを聴いていただければうれしいです。

 

 

エアリアルエイリアン

厚化粧の加害者 孤独症の被害者 捏造された団結間
括りだした加害者 群れを絶った被害者
覚悟もない癖にへらへらするな

 

 

 アトラクションがはじまる (they call it "NO. 6")

世界が終わったって来世で存分にかき回そう 気が向いたらおいでよ
君が満足そうに抱える常識を徹底的に壊して
目が覚める鼓動が聞こえたなら 徹底的に揺らして

 


マイノリティ・リポート (darling, I love you)

真相究明痴呆症 連帯感に罪悪感 自在に薄まって のっぺらぼうで
深層心理もがらんどう さしたる信念もありはしないの 施策を考案中も

 

 

オトノバ中間試験

ふてくされ嬢ちゃん 肩身狭い坊っちゃん
現世にサラバだ? お気持ちお察ししますが
死んじゃったらもったいない 消えちゃったらもったいないのなら
穴掘って、ミュージシャン! 鬱憤抱えたまんまでエスケープ

 

 

パンデミックサドンデス

ああ全部全部意味わかんない君のその哲学がわかんない
この人生は解釈が多すぎて
どの道選んでもきっと 生き抜くことが難しい
じゃあ全部全部マジわかってるフリだって構わずに笑って
なら僕は異常だって構わない!

 

 

フライデイノベルス

伸縮性のプライオリティ きっとどちらもエゴの大草原
それはナイアガラの真実と さほど差が無い機微の例
たたた大変だってふためいた 埃、塵、塵と来て次はなんざましょ
「あいつをちょっとぶっ飛ばしたい」ほらね瑣末な機微の例

 

 

mix juiceのいうとおり

不安を生きる道理もないし ままごとなんて造作もないし
洗いざらい希望だけ配し 規模を問わずに萌芽期待して
一聴ではわからないならそれこそが贅沢な暇つぶしって思いはしないかしら

 

全世界のスケールで右往左往したい

 

 

 

Dr.Izzy (初回限定盤)(CD+2 LIVE CD)